独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

2022-01-01から1年間の記事一覧

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3459】 カウフマンのスクリプトでは― CROSSFIELD Nice ride, Yeager. That was the fastest and wildest ride in airplane history. (A sudden sense of camaraderie between rivals) My hat’s off to you. YEAGER Thank y…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3458】 それに訳文の字句については― rocket-plane tumble を >極超音速の宙返り とするのはまだしも、 the supersonic envelope を >極超音速の袋 と訳すのは問題あり。 supersonic は極超音速ではなく、超音速―極は付…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3457】 それでも、ついケチつけてしまう悪い癖で申し訳ないが、まぁ厳密にはトム・ウルフの原文より訳し方にだからいいか、まず最後の― 何とか機を錐揉み状態にまで持って行った。それがよかった。普通の錐揉みだったら、…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3456】 さすがに(いつもケチつけてばかりじゃ何だし)感心させられるが、このメル・アプトの X-2 inertia coupling についちゃトム・ウルフはイェーガーの X-1A に絡めて(ちゃ~んと)解説ふうに伝えていて、それを下敷…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3455】 このメル・アプトの X-2、ジョージ・ウェルチの F-100A(12 October 1954 その3075参照) のようなロール・カプリング(inertial roll coupling)による制御不能・墜落事故は決してレアケースじゃない不可避の致命…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3454】 マッハ 3 問題 (その2917~8 参照) 最初にマッハ 3 の有人飛行をし(て生還し)たのはジョー・ウォーカー(first flight of any manned aircraft past Mach 3 without pilot loss)、12 May 1960 に X-15(-1 56-…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3453】 この現場(ホリデイ・イン)には実は(どこにでも顔を出してそうな―その3445参照)あのミルト・トンプソンが(グリソムのリバティベル打ち上げの見学で)ジョー・ウォーカーと一緒にいて、グリソムとの一悶着をトム…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3452】 トム・ウルフ(原作)の X-15 (パイロット)の位置付け・捉え方を如実に象徴するジョー・ウォーカー vs ガス・グリソムの(そのまま “The right X-15” に使える)舌戦エピソードがあって― 飛行直前のある晩、ガス…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3451】 クロスフィールドの本質を理解させてくれる自身のプロファイル― I am an aeronautical engineer, an aerodynamicist and a designer. My flying was only primarily because I felt that it was essential to desig…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3450】 正式の X-メンはリストどおり総勢 12 名、関係ないはずのイェーガーが偉そーに(I'm running this show here. 顔して―その3186参照)仕切って割り込んでるので、海軍のフォレスト・ピーターセンが(ぽつんと NASA …

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【誰にともなしに、独り言レス―その3449】 カウフマンはイェーガーをセンターに立たせて The Right Stuff の神髄を描き上げた。(その3021参照) が、The Right Stuff を本来の(過不足のない)正しい姿で(100% 原作に律儀に)構築するためには X-15 をこ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3448】 アームストロングはトム・ウルフの「ザ・ライト・スタッフ」で描写されるエドワーズの雰囲気を尋ねられ(Have you ever read, would you like commenting on Tom Wolfe's The Right Stuff? Do you feel it captured…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3447】 アームストロングはエドワーズで X-15 を飛ばしていたという単純明快な事実を考えれば、エドワーズでのイェーガーとの関係(軋轢)が思い出すのも苦々しく気分の悪いものになってしまった(たぶん)一番の理由が解…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3446】 イェーガーは(マンガのアラレちゃんが乗ってそうな)NASA のリフティングボディ M2-F1 を飛ばしたことがあって、コックピットに坐るイェーガーにトンプソンが何か(check-out を)話してるように見える写真が残っ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3445】 >アームストロングなんぞはヒヨッコですから、まだ "X-15" 完成時 アームストロングは(キャリアから言うと)まだ 2 回(30 November 1960、9 December 1960)しかフライト実績がなく、主軸のジョー・ウォーカーや…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3444】 さて、そのものズバリ "X-15" というタイトル(副題 The Rocket Ship That Challenged Outer Space!)の映画(1961)が既存でして(YouTube で full movie 視聴できます)、C. ブロンソンや B. デクスターの The Ma…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3443】 てなわけで、トンプソンにとっては F-104 B も F-104 A(JF-104A)も確かに >さして違わない と(大雑把に)言えないこともないトンデモ機だったというオチ(墜ち)なんですけど、トンプソンの名誉のために是非と…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3442】 トンプソンの NASA 749(F-104 A 56-749)は(フラップの不具合 asymmetrical flap のせいで)左にロールしていて、350ノットの速度なら何とか姿勢を制御・維持できたものの(そんなスピードじゃ着陸できないし)、…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3441】 たぶん注意深い純正ライトスタッフ・ファンの方なら理解されてましょうが、トンプソンが(隅っこに小さくなって?)乗せてもらった C-47 は 空軍(USAF)の であって、自分とこ(NASA)の ではありません―ここ、大…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3440】 結局、とにかくトンプソンを厄介払いしたい(責任もってエドワーズ配送の約束をした)ネリス空軍基地は(ようやく呪いが解けたか)うまい具合に通りすがりの空軍(USAF)の C-47 が渡りに船(ならぬ輸送機)となっ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3439】 アームストロングの依頼(嘆願)を受けてジョー・ウォーカーはネリスに(唯一人、たまたま手すきだった運の悪い)X-15 仲間のミルト・トンプソン Milton O. Thompson(NASA research pilot)を迎えに遣る。 あいに…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3438】 F-104 ネリス事件 笑えるネリス(Nellis むしろ Neil ?)の呪い― アームストロングは(あの愛嬌のあるイルカ顔だから)ミスをごまかしたり絶対しそうにないキャラだけれど(凡フライを落球したヘタな外野手みたい…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3437】 この時間軸の(あからさまに)逆転された作り自体を(訳知り顔で)糾弾してるのでは全然ない―もっと度し難い時系列無視中毒の(知る人ぞ知る)名作がどこぞにあるやに聞くし。 アームストロングの X-15 の mishap …

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【誰にともなしに、独り言レス―その3436】 Josh Singer は脚本を(手を変え品を変え)腐るほど(?)書いた(It took me four years, dozens and dozens of drafts.―Los Angeles Times)とかで― FIRST MAN Screenplay By Josh Singer Based on the Book By J…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3435】 ね、もうこれだけで >どうしたってマニアック(ごちゃごちゃ面倒くさい感じ)になりがち でしょ、X-15 がどうしたって話は。 だから “First Man” もスクリプト(Armstrong by Josh Singer Based in part upon the …

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【誰にともなしに、独り言レス―その3434】 この辺を “First Man” は(スクリプトの the plane HURTLES past the edge of the brush, JUST CLEARING THE JOSHUA TREES!!! を変えて)着陸前に X-15 が(木立どころか)山の頂を(すれすれに)かすめ飛ぶ―これが…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3433】 このアームストロングの(都市?)伝説的ヘマは危うく(着陸予定地点の Rogers Dry Lake まで辿りつけずに)screw the pooch する間一髪のトラブルではあった。 “First Man” では何とか戻ってこれた不時着エリアは…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3432】 それはともかく、この(結局 アイデア倒れみたいになった)X-15B が特に感じさせずにはいないが、X-15 は必然的に X-1 とマーキュリー宇宙船(カプセル)との間に配置されるべき必須アイテム(その2918参照)―ゆえ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3431】 従って、トム・ウルフの― Armstrong had been preparing for an X-15 launch from the Smith's Ranch dry-lake bed (アームストロングはスミス牧場の乾湖の湖底から X 15 を発進させる準備をしていた) は一切 B-5…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3430】 T-33 泥沼事件が出たついでに、懸案だった(のか?)X-15 dry-lake 発進 問題を少々― その2891 去年のことアームストロングはスミス牧場の乾湖の湖底から X 15 を発進させる準備をしていた。 飛行テスト実施の責任…