独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3437】

 

この時間軸の(あからさまに)逆転された作り自体を(訳知り顔で)糾弾してるのでは全然ない―もっと度し難い時系列無視中毒の(知る人ぞ知る)名作がどこぞにあるやに聞くし。

 

アームストロングの X-15 の mishap が〈前〉でも〈後〉でもカレンに(多かれ少なかれ)つながっていると考える(背景として投影させる)のは自然な(ありがちな)演出だろう。

 

が、あのイェーガーに―

 

Third mishap this month. (または Three mishaps in three months.)

 

などと言わせるのは、不自然に時系列を逆なでしたような嫌みを感じさせる脚色で(その2892、2937参照)、まぁ…  悪趣味でしょ。

 

なぜなら、実際にはアームストロングの X-15 クロスカントリー事件の(わずか)4 日後(April 24, 1962)にイェーガーとアームストロングの T-33 泥沼事件は勃発する―なのに、それをヘマの数に入れて(ネチネチ)dis らせてるんですよ、ただのパワハラ腹黒おやじにしか見えないイェーガーのセリフ Third mishap(Three mishaps)は。

 

イェーガーの―

 

Bikle should ground him before he hurts himself.

 

から分るが、アームストロングがボスのポール・ビクル Paul Bikle に ground(臨時休暇?)に降ろされた(とも噂される)本当のタイミングは(その2895参照)翌月に起った F-104 ネリス事件 "Nellis Affair"(May 21, 1962)の後で、これが正しい Third mishap―アームストロングは X-15 ~ T-33 ~ F-104 の順で立て続けに呆れるヘマ(mishap)をやらかしていて、その Three mishaps の 3 番目はネリス空軍基地(Nellis Air Force Base)での(エドワーズ伝承の)呪われたトラブル、1 番目の X-15 はジョー・ウォーカーが(he bounced off the atmosphere. と)庇ってやってたし、2 番目の T-33 はパワハラ腹黒おやじのせいにできるとしても、この F-104 のアクシデントに限っては 100% アームストロング自身の(お話にならないくらいの)大チョンボ

 

He wasn't too good an airplane driver. (その2890参照)

 

―何も言い訳できません。

 

ゆえに、これを(言い訳がましく)カレンにつなげるのは(事実そうであったかもしれないにしても)アームストロングとて潔しとはしないに違いないので、まだしも体裁の付けられる(NASAキラーコンテンツたる)X-15 に置き換えたか―そういう意味です、悪趣味ってのは。