独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3444】

 

さて、そのものズバリ "X-15" というタイトル(副題 The Rocket Ship That Challenged Outer Space!)の映画(1961)が既存でして(YouTube で full movie 視聴できます)、C. ブロンソンや B. デクスターの The Magnificent Seven(1960)組が出ており The Mercury Seven を意識した作品―なわけないけども(その3305参照)、冒頭  J. スチュアート准将のナレーション(X-15 の解説)で始まり、ラストを締める作りは「ライトスタッフ」のヒントになった―なんてわけないか。(とも言い切れまい?)

 

それにしても、せっかく(エドワーズ提供の)きれいなカラー映像(stock footage)で X-15 はもちろん、mothership の B-52、chase の F-104 や F-100 の正しい姿が(anamorphic に歪んではいるが)ふんだんに拝めるのに、あたら soap opera チックなストーリーに絡めて(おぞましい)Hollywood の B 級スタイルに堕落させてしまってるのは(あまりに勿体なくも情けなく)何してくれてんねんって話です。

 

"X-15" のクランクインは April 1961、実際にエドワーズ(含む NASA)で撮影されている―これは驚くべきタイミングで、その頃ちょうど X-15 を(ぶいぶい)飛ばしていた本物(real X-15 pilot)のボブ・ホワイトの(「ライトスタッフ」におけるイェーガーとサム・シェパードのような)ブロンソンとのスナップがあったりするし、オープニングで堂々 technical advisor にクレジットされるのは―

 

MILTON THOMPSON  NASA

 

なんですから。(アームストロングなんぞはヒヨッコですから、まだ)

 

ガチ(real X-15 pilot)を撮ったほうがよくね―って話ですよ、少なくとも 純正ライトスタッフ・ファン向けには。