【誰にともなしに、独り言レス―その3449】
カウフマンはイェーガーをセンターに立たせて The Right Stuff の神髄を描き上げた。(その3021参照)
が、The Right Stuff を本来の(過不足のない)正しい姿で(100% 原作に律儀に)構築するためには X-15 をこそセンター(中間項)に据えなければならない。(その3432参照)
カウフマン(スクリプト)の X-15 エピソード(フィクション)は使われなかったが、リアリティ(ノンフィクションぽさ)を感じさせたいなら、実名の NASA チーム vs 空軍チームの対抗戦的な構図にするとよろしい。
NASA 空軍
スコット・クロスフィールド |
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ジョー・ウォーカー |
ボブ・ホワイト |
ボブ・ラッシュワース |
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ジョン・マッケイ |
ジョー・エングル |
ミルト・トンプソン |
ピート・ナイト |
ビル・デイナ |
マイケル・アダムス |
クロスフィールドは a former NACA pilot (現 North American Aviation)、そのカウンターパート的なパワハラ腹黒おやじが(Aerospace Research Pilot School Commandant の肩書で)空軍チームを率いる。
タイトルは「正しい X-15」“The right X-15”(とか「シンX-15」“The real X-15”)、よりガチには「エドワーズ」“Edwards” なてのも plain and simple で渋い。
絶対不可欠のオープニング(とラスト)のナレーションは(一人しぶとく存命の)ジョー・エングル。(その2918参照)
冒頭 (「ライトスタッフ」ふうに)クロスフィールドの X-15 アクシデントから始めるといいでしょうね。