独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3464】

 

クロスフィールドは映画の(イェーガーの引き立て役的な)脚色を実際の自身とは違うと否定していると同時にと言うより、それ以前のスタンスとして明確(明快)に主張していた「そんなヤツ、いね~よ」論―

 

"They are all just people who incidentally do flight tests. ....  It is a profession just like anything else.... We should divest ourselves of this idea of special people (being) heroes, if you please, because really they do not exist." (Aviation Week & Space Technology)

 

たまたま(incidentally)フライトテストを専門職にしてるだけで、テストパイロットは何か特別な英雄的存在ではない―んなものは存在しね~よ。(きっぱり)

 

ライトスタッフ」においてカウフマンはサム・シェパード=イェーガーをフライトジャケット姿のカウボーイに(これ見よがしに)見立て描く。(その3154参照)

 

このテストパイロットをカウボーイに擬えるなんてことからがクロスフィールドには認められない絵空事であって、「ライトスタッフ」の世界(テストパイロット)観とは全く相容れない自らの(エンジニア/テストパイロットとしての)矜持を感じさせる。

 

と言いつつも、クロスフィールド(NACA research pilot~North American Aviation chief engineering test pilot)を引き継いで次に X-15 を飛ばしたジョー・ウォーカー(NASA's chief test pilot)が(あろうことか)カウボーイさながら愛馬 X-1A に跨らんとする Cowboy Joe saddles up his steed 画像(test pilot Joe Walker “horsing around” with the Bell X-1A, 1955)があったりして(そこはかとなく)笑わしよるけども。

 

“The right X-15” はクロスフィールドが当然センター、相棒にジョー・ウォーカー、ヒヨッコ役がアームストロング(その3445、3451参照)、お笑い担当のトンプソン(その3439~3443参照)てな布陣で盛り上がること請け合いです―イェーガーは当然クロスフィールドの引き立て役。(きっぱり)