【誰にともなしに、独り言レス―その3459】
カウフマンのスクリプトでは―
CROSSFIELD
Nice ride, Yeager. That was the fastest and wildest ride in airplane history. (A sudden sense of camaraderie between rivals)
My hat’s off to you.
YEAGER
Thank ye, Scotty. Much oblige.
CROSSFIELD
Don’t bet on it, Yeager. Y’know something…? (Yeager raises an eyebrow)
There’s always another dawn.
などとあって、カウフマンがクロスフィールドの Always Another Dawn から引用してるのは明らかで、ゴールドマンには逆立ちしても（そんな気も興味もなかったろうけど）書き下ろせない正しい脚本（「ライトスタッフ」）だったことが分る。（その3029、3082、3214～17参照）
今更に詮ない繰り言になるが、スクリプトからの X-15 の削除（及びクロスフィールドの縮小化）は最終形態をイェーガーの一人英雄譚的に仕上げるには必然にしても（その3214、3219参照）勿体ないにも程がありすぎ。
さりとて両雄（イェーガー vs クロスフィールド）並び立たずなんてベタな話もつまらんゆえ、いっそ「ライトスタッフ 外伝」（スピンオフ）として “The right X-15” をカウフマンに作ってもらいたかった… （その3432、3449参照）
「ライトスタッフ」が大コケしてさえなきゃ（その3218、3302参照）、まんざら非現実的な妄想企画じゃなかったかもしれないのに。
