独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3441】

 

たぶん注意深い純正ライトスタッフ・ファンの方なら理解されてましょうが、トンプソンが(隅っこに小さくなって?)乗せてもらった C-47 は 空軍(USAF)の であって、自分とこ(NASA)の ではありません―ここ、大事(笑えるとこ)です。

 

もっとも、ここで言う NASA とは NASA Flight Research Center(director がポール・ビクル  1959~1971)で、所在はエドワーズ空軍基地 Edwards Air Force Base 内(のテナントみたいなもの?)だけど。

 

ここ(エドワーズ)に NASA の X-メン(X-15 pilot)ジョー・ウォーカーを筆頭にマッケイ(その3430参照)、アームストロング、トンプソン、デイナらが(空軍とは一線を画して?)たむろしてたわけで、この辺のプログラムの在り方も(ややこしくて)ごちゃごちゃした話になりがちか。(センター前、即ちエドワーズに X-15 のモックアップが展示されてるし―その3039参照)

 

ひっくるめてエドワーズでも NASA と空軍のイメージ上のギャップは例えば F-104 一つ見ても、空軍では(本家のくせに?)あまり評判が(あくまで fighter としては)芳しくないのに対し、NASA にとっては重宝この上ない chase plane として大のお気に入りだったてなことがある。

 

F-104 は単に随伴するだけでなく X-15 っぽい(その近似値的な)フライト特性があって、アームストロングが Delamar Dry Lake でやった(ヘマした)ように、X-15 の着陸シミュレータ的にも活用されていた。

 

ただ、やはり F-104 はアクシデントが(当り前に)起こる。

 

空中衝突したジョー・ウォーカーはともかく(その2916参照)、トンプソンも(アームストロング同様)dry lake bed で余裕かまして X-15 unpowered approach の練習してた際(split trailing edge flap の異常で)ロール状態の F-104(NASA 749)から必死のベイルアウトなんて憂き目を(December 20, 1962)―