独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

日記

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【誰にともなしに、独り言レス―その3095】 リバティベル異聞 さて、ある問題の解決策として問題を無意味化し、それを問うこと自体がアホらしくなる(いささか姑息にして卑怯とも言える)手があるが、まさにリバティベルのサイドハッチ問題が全く問題なんかじ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3094】 ジーン・クランツの情緒論的な擁護(if Gus says he didn't do it, then he didn't do it.)はともかく、ハッチのデザイン変更(with an explosive primer)が何らかの不具合を起こした(Something must have screw…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3093】 その2021~2033 映画「ライトスタッフ」における― Hey, forget the fucking capsule! と、グリソムが(カプセルより俺を助けろと)あっぷあっぷしながら必死に叫ぶ捏造シーンのもとネタとしては原作の― やつらはく…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3092】 その658 (2005/ 6/ 7) 映画は リカバリー・ヘリのハント・クラブ 1 (浸水して沈みかかったリバティベルを何とか引き上げようとする Marine helicopter )を、おそらく同型であろう Sikorsky SH-34 で再現してい…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3091】 その2005~2014 正しいガス・グリソムの実像について(Aviation – airports, aircraft, helicopters …“GRISSOM DID NOT BLOW THE HATCH” October 30, 2015) 証言-1 ジーン・クランツ "I spent a lot of time wit…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3090】 原作「ザ・ライト・スタッフ」及び 映画「ライトスタッフ」が提示した― グリソムはパニックだった = グリソムは焦ってハッチを吹っ飛ばした という図式(マイナスイメージ)は、グリソムの手は無傷だった事実から…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3089】 原作「「ザ・ライト・スタッフ」はリバティベルのグリソムがパニックだった(a bumbling, panicked Grissom)として― 遠隔計測器のデータによれば、グリソムの脈搏数は「頻搏」に近い状態に何度も達した。再突入直…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3088】 その1997~2002 リバティベルのサイドハッチ問題 リバティベルがスプラッシュダウンした際、ガス・グリソムはパニックに陥り焦って(リカバリー・ヘリが吊り上げる前に)ハッチを吹っ飛ばしてしまい、カプセル(リ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3087】 その132~136 (2003/10/ 3) リバティベルは 1999年にフロリダ沖の海底から引き揚げられて徹底的に調べられたものの、結局のところハッチが吹っ飛んだ原因は解らずじまい―ということのようですが、もとより調査す…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3086】 >ガス・グリソムが宇宙に持っていった コインは「ライトスタッフ」で描かれるとおり確かに 10 セントでしたが、ご本人の証言を信用するなら、実際は「ライトスタッフ」で描かれる(レスキューされた後、ぼろぼろと…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3085】 その679 (2005/ 7/ 9) かように、ベティ・グリソムの(本人は認めるはずもない)人となりが(原作のつぎはぎ細工によって)巧みに描かれてるんですが、あそこで彼女が “Honorable Mrs. Squirming Hatch Blower” …

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【誰にともなしに、独り言レス―その3084】 何やかや(あれこれランダム)関連レス― その50 (2003/ 7/ 1) Liberty Bell 7 ガス・グリソムは自分のマーキュリー・カプセルにそう名付けました。 その理由は「自由の鐘」って一応かっこつけてますが、単純にカ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3083】 ゴールドマンは純正ライトスタッフ・ファンではなく、カウフマンは純正ライトスタッフ・ファン―であるのだけれど、実はカウフマンには微妙な疑義(なりすまし疑惑)がないわけではない。 そう、あのガス・グリソム…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3082】 カウフマンはトム・ウルフ(原作)自らが言葉で表現し難い "ineffable"(その3042 参照)とするライトスタッフという曖昧で漠然とした概念を具体的にビジュアル化(映像表現)した―要するに、それが映画「ライトス…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3081】 スクリプトでは X-1、D558-Ⅱ、X-1A、X-15 それぞれでパンチョのステーキ・ギャグが(「ライトスタッフ」方式で)繰り返される。 ここを(削らずに)ちゃんと使っていれば(そこを踏まえれば)、テキサススタイルの…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3080】 このようにスクリプトを見て分かるのは、カウフマンのスタンス(基本姿勢)はトム・ウルフが原作と違うと嫌ったのは的外れ―いや、確かに完成品(完全体)は原作と大幅に違うのだが、それは(あくまで)100% 正しい…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3079】 初期スクリプト― INT THEATER SMALL SCREEN AGAIN. CARD: “LOS ANGELES, March 5, 1952” And onto the screen: “BREAKING THE SOUND BARRIER”. It’s the British film, just made, starring Ralph Richardson. INSI…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3078】 カウフマンは(たぶん)原作の皮肉な筆致を(素直に?)伝えんと、初期スクリプトには例の(音速突破の際の)お笑い “reversing the controls” にまつわるシーンを(原作どおりに)記していて、これを使っていれば…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3077】 その536 (2004/12/27) 参考までに、ウェルチの XP-86 (F-86 セイバー)が 1947年の 10月 1日と 14日にダイブでの超音速フライトを成功させていたと主張される、その説の論拠を簡単にまとめると― ∘ ウェルチの(…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3076】 その530 ~535 (2004/12/19) 超音速フライトを達成した X-1 のイェーガーに、P-80 でチェイスしていたボブ・フーバー Robert A. “Bob” Hoover は― You got a steak dinner coming tonight at Pancho’s. と、パン…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3075】 関連レス― いったい、史実とは何か? (2003/ 5/23) 1997年10月14日、チャック・イェーガーは、おんとし73歳で F-15 イーグルを飛ばし、自ら世界初の超音速飛行 50 周年を祝う。(いまだ記憶に新しいエピソードで…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3074】 F-100 A と言えば ジョージ・ウェルチ George Welch が墜落死(1954)しているが、この際 ウェルチとイェーガーの例の話も避けては(ホントは避けたいけど)いられないので― The Mach 1 Whodunit (Don’t believe e…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3073】 イェーガー vs クロスフィールドってことでは、イェーガーの(すべらない話的)嫌みギャグ― "The sonic wall was mine. The hangar wall was Crossfield’s." イェーガーは sonic wall(音の壁)を破ったが、クロス…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3072】 "Fly-boy, let’s dance." 関連レス― その1695~1696 fly-boy 一般に空軍パイロットを指すが、原作では「飛行機野郎」と訳されていて― As this sort of talk began to circulate,people at Edwards began to beam up…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3071】 あのシーンは(そのままは)スクリプトにはなく(初期スクリプトは Glennis gives him a sexy, insistent gesture and Yeager gets up to dance. He does a nice,stiff Tennessee Waltz. の後で連絡官とリドリーだ…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3070】 カウフマンの当初のプロットでは(たぶん)もっとクロスフィールド(と X-15)を巧く絡めるつもりだったのに、あまりに長尺になるので使わなかった(切った)のかもしれない。 けれど、そのタイトな(あれで?)作…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3069】 その833 (2006/ 5/16) 原作「ザ・ライト・スタッフ」と映画「ライトスタッフ」の(ある意味で根本的にして決定的な)違いは X-15 に集約されるとも言えようか―映画ではクロスフィールドが X-15 の模型をいじって…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3068】 ところで、話は変わるが―と見せかけて、その実(我ながら面白いことに)変わらない X-15 の話 “First Man” は(わたしの望みどおり―その2892 参照)X-15 のシーンから始まる。 その理由を問われ、脚本のジョシュ・…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3067】 その102 (2003/ 8/25) さて、承知の上で無視したのだけれど、あの連絡官が自らを空軍だと明かしてるようなセリフが他にもある。 マーキュリー7 お披露目のシーン、ジョン・グレンのいかにも芝居がかった演説の後…

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【誰にともなしに、独り言レス―その3066】 100% コジツケ liaison man 「NACA の人」説― その101 (2003/ 8/24) 一部に誤解されてるようですが >liaison man(デヴィッド・クレノン)は「NASA の人」 ではありません。 liaison man はパンチョの店にスカ…