2024-01-01から1年間の記事一覧
【誰にともなしに、独り言レス―その3537】 YouTube で― アポロ13号・奇跡の生還(テレビ朝日クライシスシリーズ第2弾 1994年7月17日放送) を見ると、ジム・ラヴェルが(司令船再起動/再突入の際)― 地上に向かって早くチェックリストを送ってくれと頼みまし…
【誰にともなしに、独り言レス―その3536】 なので、主人公のラヴェル船長はさておくとしても、売らんがためのストーリー作りにマッティングリーを不運なヒーローに仕立て上げ、その引き立て役にスワイガートを貶めるってのは(安易な売れ筋だろうと)無理筋…
【誰にともなしに、独り言レス―その3535】 「アポロ 13」はジム・ラヴェルの “Lost Moon” が原作(かつ technical consultant)だから、当然ラヴェル船長がセンターに陣取る構成なわけで、ラストのイオー・ジマ艦上のスペシャルゲスト(カメオ)出演―ラヴェ…
【誰にともなしに、独り言レス―その3534】 アポロ13 のブラックアウトの時間(blackout period)は諸説紛糾していて明確に何分何秒と断定できなさそうで、ジーン・クランツの証言では 142:39 ~ 142:45 の 6 分間(想定より 87 秒長い)、たぶん 4 分半の計…
【誰にともなしに、独り言レス―その3533】 《過去レス復元コーナー》 その 1085 フレッド・ヘイズ(アポロ13 の LMP)は civilian のくせして ARPS 卒だが、ケン・マッティングリー(アポロ13 の元 CMP)は海軍のくせして ARPS 卒―二人は(宇宙飛行士になる…
【誰にともなしに、独り言レス―その3532】 ロン・ハワードの都合と言や、ヘイズはアポロ13 のブラックアウトが想定以上に(1 分半ほど―87 seconds)長かった原因を― “We just did Ron Howard a favor.” と軽口で答えていて、確かに「アポロ 13」ラストシーン…
【誰にともなしに、独り言レス―その3531】 いざ再突入(re-entry)のアポロ13 がブラックアウト(communications blackout)も迫る 5 分前、スワイガートとカーウィンの笑えるチャラチャラやりとり― 142:33:18 Swigert: You have a good bedside manner, Joe…
【誰にともなしに、独り言レス―その3530】 地球周回軌道上のシラー船長(アポロ 7)が capcom のスワイガート(ヒューストン)に an onboard flight director 宣言(その3317~8 参照)をした時の交信記録(The Apollo 7 Flight Journal Day 9)― 214:07:37 …
【誰にともなしに、独り言レス―その3529】 スワイガートはアポロ13(帰還ミッション)について― “Apollo 13 did something that’s never happened before in the history of man: For a brief instant of time, the whole world joined together.” と世界(…
【誰にともなしに、独り言レス―その3528】 体格的にはマッティングリーも(実物写真で見てのとおり)ヘイズよりも更に非マッチョ系だから、スワイガートに交代させられずにアポロ13 で飛んでたとしても(ヘイズと枕を並べて)やはり Iwo Jima ケーキを味わえ…
【誰にともなしに、独り言レス―その3527】 「アポロ 13」でヘイズは排尿時の痛みを訴えて(It hurts when I urinate.)、スワイガートから病気をうつされた(I think old Swigert gave me the clap. He's been pissin' in my relief tube.)と苦笑するが、こ…
【誰にともなしに、独り言レス―その3526】 運命の分かれ道への旅の道連れにされたようなヘイズと(それどころか)まだ in the shower with a girlfriend 以前のスワイガートには №2 酸素タンクの時限爆弾へのアップグレード(魔改造)に一切の責任も咎もない…
【誰にともなしに、独り言レス―その3525】 ちなみに、アポロ13 のラヴェル船長が(後悔先に立たずの)プラン B 認証してしまった時、一緒にマッティングリー(司令船パイロット)も同意している。 その 10 日後くらいに、まさかの風疹疑惑でスワイガートに交…
【誰にともなしに、独り言レス―その3524】 渋々でも嫌々でもラヴェル船長はプラン B(液体酸素の気化方式)を了承して go サインを出した―即ち、これが “go” fever であって、その時は自覚(症状)なしにイケイケ・モードに陥っていたと後からしか思いが至ら…
【誰にともなしに、独り言レス―その3523】 そもそもから考えると(考えなくても分かるけど)、そもそもの事の発端は一本のネジの外し忘れヘマだったぁ!な~んて単純化しすぎの話じゃなくて、そもそもアポロ宇宙船(プログラム)は過剰なまでのフェイルセー…
【誰にともなしに、独り言レス―その3522】 リーバーゴットの “I'd sure like to”、ジーン・クランツの “at their convenience”、ルーズマの “when you get a chance” という言い方でも分るが、スワイガートの(基本ルーティンを逸脱した)タンク攪拌のニュア…
【誰にともなしに、独り言レス―その3521】 「アポロ 13」で宇宙からの TV show live(文字どおり地上の TV 放送ではどこもオンエアされなかった)船内実況生中継シーンに一瞬(ミッション・コントロールの)ジーン・クランツ Gene Krantz(Flight director)…
【誰にともなしに、独り言レス―その3520】 蛇足 スワイガートに交代せずマッティングリーのままだったら攪拌スイッチを入れる頃合いは(when you get a chance の任意なのだから)全く展開が違っていただろうし(バタフライ効果)、酸素タンクの爆発は不可避…
【誰にともなしに、独り言レス―その3519】 O₂ tank 攪拌におけるスワイガートの奇跡と呼ぶべき件 アポロ13 の酸素タンク爆発はスワイガートが管制(ルーズマ)からの要請に応えて攪拌ファンのスイッチを入れるや起る― タイムライン(その2996参照) 55:52:58…
【誰にともなしに、独り言レス―その3518】 《過去レス復元コーナー》 その 1111 ロン・ハワードの「アポロ 13」でも(メル・ブルックスならずとも)面白いセリフがあり、スワイガートが(マッティングリーに指示されて) CM を再起動させるシーン、ひどく結…
【誰にともなしに、独り言レス―その3517】 スワイガートは a test pilot/ astronaut/ politician(/ bachelor)としての短い生涯(August 30, 1931~December 27, 1982)だったわけだけど、やはり不運だったとしか言えない―コロラド州選出下院議員に就任する…
【誰にともなしに、独り言レス―その3516】 そもそもスワイガートは学歴からして全~然アホじゃありません。 コロラド大で学士(機械工学)Bachelor’s in Mechanical Engineering in 1953、レンセラー工科大で修士(航空宇宙工学)Master’s in Aerospace Engi…
【誰にともなしに、独り言レス―その3515】 >ホントは凄かったスワイガート 「アポロ 13」のアホ丸出しのスワイガートが一瞬だけ(アホはアホなりに)賢い素振りを覗かせるシーンがあって、船長のラヴェルに “That's good thinking.”(お利口さんでちゅねぇ…
【誰にともなしに、独り言レス―その3514】 >「アポロ 13」のスワイガートが「ライトスタッフ」のガス・グリソムと重なり合う のは確かにしても、その意味合いは似て非なる全く異質の別もの― さもスキル不足(ポンコツ)のスワイガートが目盛りをチェックせ…
【誰にともなしに、独り言レス―その3513】 スワイガート自身は別に独身主義じゃない(“I don’t think I’m a confirmed bachelor”)としながらも生涯(1931~1982)一度も結婚しなかった。 アポロ13 帰還後の TV ショー(Apollo 13 Crew - Jim Lovell, Fred H…