【誰にともなしに、独り言レス―その3528】
体格的にはマッティングリーも(実物写真で見てのとおり)ヘイズよりも更に非マッチョ系だから、スワイガートに交代させられずにアポロ13 で飛んでたとしても(ヘイズと枕を並べて)やはり Iwo Jima ケーキを味わえなかったかもしれない。
№2 酸素タンクは(寄ってたかって時限爆弾に仕立てられたので)爆発するのは時間の問題、クルーが誰であろうとミッション中のいつか、どこかで必ずや "Houston, we've had a problem here." の緊急事態になっていたはずで、パラレルワールド的に司令船パイロット・マッティングリー版を妄想すると、二人とも体調を崩したマッティングリーとヘイズでは(いくらラヴェル船長一人が頑張ったところで)地球への帰還すら儘ならなかったか。
「アポロ 13」で疲弊し苛ついたヘイズが(八つ当たり気味に)ついスワイガートと諍いになるという描き方なら(まだしも)筋が通らんでもないが、アホのスワイガートのヘマを(エラソーに)上から口撃してるだけみたいに見えるのは話が逆で全く裏腹なんですよ、ホントは。
・スワイガートは司令船パイロットとして(ポンコツどころか)誰もが認め信頼するガチのエキスパート
・スワイガートの(CM のトラブル対応)スキルとタフなフィジカルはアポロ13 の生還に絶対不可欠だった
・スワイガートは几帳面で緻密に秩序立てる性格、いい加減な態度で(ヘイズと揉めて)チームワークを乱したりするわけない
従って、ラヴェル船長とヘイズはマッティングリーに代わってスワイガートが司令船パイロットになってくれたことを感謝しなけりゃ罰が当たるくらいの作りが正しい「アポロ 13」なのである。