独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3514】

 

>「アポロ 13」のスワイガートが「ライトスタッフ」のガス・グリソムと重なり合う のは確かにしても、その意味合いは似て非なる全く異質の別もの―

 

さもスキル不足(ポンコツ)のスワイガートが目盛りをチェックせずにタンクを撹拌したヘマのせいで爆発したかのような特に必要性のない嘘の脚色(その3328参照)とリバティベルのグリソムを(パニックでハッチを吹っ飛ばした)Squirming Hatch Blower として描く必然的な構成(その3099参照)とは話が別次元で重なり合いはしない。

 

「アポロ 13」と「ライトスタッフ」を一緒くた(同じカテゴリー)にする向きもあろうけれど、少なくとも「アポロ 13」のスワイガートは純正ライトスタッフ批判の対象からは完全に外れるのであって、ロン・ハワードフィリップ・カウフマンの違い(決定的な差)は明確です。

 

仮に「アポロ 13」をスワイガートを軸(センター)に描くとするなら(タイトルは "Houston, we've had a problem here.")、チャラチャラの遊び人テストパイロットが宇宙飛行士になり、いざ絶体絶命のトラブルを並外れたスキルを発揮して見事に切り抜ける―なんてのが定番(ハリウッド式)だろうに、そのほうが実際にも近い作りだし。

 

「ジャック・スワイガート物語」でホントは凄かったスワイガートをアピールしてやれば、世間の目(偏見)も変わりますかね。

 

North American レジェンド・テストパイロットの系譜―ジョージ・ウェルチ、ボブ・フーバー、スコット・クロスフィールド そしてアポロ13 のジャック・スワイガート… てなオープニングで。