【誰にともなしに、独り言レス―その3497】
テスト結果の報告(時刻)を偽装工作することで秘密裡に超音速ダイブをやらかせても、当然そこで生じる衝撃波(the ba-boom of the sonic shock wave)は隠蔽しようがない。
なので、イェーガーより 15 分先に(パンチョの店めがけて)放たれたウェルチの超音速カメハメ波を地上で観測した大多数は(予めウェルチの XP-86 の情報を持ってなけりゃ)それをイェーガーの X-1 から発せられた正規のソニック・ブームと思い込んだろうし、その後で妙に遅れて轟いた(ウェルチ自身も地上に戻ってから聞いたという)本物のイェーガーのそれに(何、これ?と)当惑し錯乱させられたに違いない―そんな短時間に連続して音速突破飛行する燃料は積めないし、どう見ても物理的に不可能、ありえないんですよ、X-1 の ba-boom 2 連発は。
だったら、15 分先の最初の ba-boom は(X-1 のじゃなくて)XP-86 の超音速ダイブ由来だと考えるのが論理的(合理的)でしょ、誰がどう見ても。
従って、14 October 1947 にソニック・ブームが短時間に連続して観測されたのが事実だと認めるならば、必然的に当日に限ってもイェーガーよりウェルチが(15分)先だったと結論せざるをえない。
もはや、これすらも anecdotal で全てが大ウソの可能性は常にあると逃げるしか否定派に道はない―と、わたしは思う。