【誰にともなしに、独り言レス―その2997】
緊急事態を知らせるため、ピート・コンラッドが直接 トゥルーディのもと(クーパー邸)に出向く―
ト : あら、狼男さん
コ : やあ
ト : まさか…
コ : いや、ちょっと トラブルが発生した
ト : トラブルって? (What kind of problems?)
コ : 爆発があって酸素タンクと燃料電池がダメになった (There's been an explosion, oxygen tanks're gone, two fuel cells're gone.)
ト : みんなは無事なの? (What about the crew?)
コ : 今のところは (Crew's fine so far.)
コ : はっきり言って、もっと深刻だ (I have to say that this is more serious situation.)―致命的かもしれん (It would be a fatal situation.)
ト : でも、ゴードは まだ 3 度目の宇宙飛行だから…
コ : ああ、1/4 の確率には まだ早い
マッティングリーがイェーガーに連絡―
マ : 司令船はシャットダウン、クルーは LM に避難させてます
イ : 戻ってこれるのか?
マ : 全ては電力次第 (Power is everything.)
イ : どういう意味だ? (What do you mean everything?)
マ : 電力の節約で何もかも切ってる―もちろんヒータも
イ : ヘマして冷凍スパムか
イ : ジャックなら―リドリーなら「当然ヘマだ」(I say they screwed the pooch… plain and simple.)と言うだろう
マ : 優秀な宇宙飛行士なのに?
イ : 生還できなければ、間違いなくヘマしたことになる
ジョン・ヤングがシルバー教授に報らせる―
ヤ : アポロ13 は月に降りない (They lost the Moon…)
シ : ああ、状況はジャックから―シュミットから聞いた わたしの出る幕はないようだ
ヤ : 全く 想定外の事態です これで次のミッションもどうなるやら
シ : せめてジャックに月の地質調査をやらせたいが
ヤ : ヘタすりゃ、そんな予算も降りない
シ : No bucks, no Buck Rogers …
ヤ : とにかく今は、あの Buck Rogers たちを連れ戻さないと
ヤ : 直接 会えますよ、週末には…
参考
「ライトスタッフ」の連絡官(デヴィッド・クレノン)はパンチョの店でイェーガーとリドリーに「ロケットを飛ばすのは資金だ」(Funding. That's what makes your ships go up.)と語り、空軍アスホール・トリオ(クーパー、グリソム、スレイトン)にも向かって言う(I'll tell you something, and you guys too.)―
"No bucks, no Buck Rodgers."
シルバー教授はラヴェルのみならずヘイズも評価していて(Fred Haise is a wonderful guy, and his enthusiasm for the science part of his missions was very high.)、彼らに催促されるようにアポロ13 の打ち上げを見送りに行き、そしてヒューストンに向かおうとした矢先―シルバー教授の出番以前に、あの(ドリルどころじゃない)大変なトラブルが発生したとのことで、事態はシルバー教授の手の届かないところ(フィールド圏外)で展開していく。(So we did probably four or five exercises with 13, and it had gone well enough that the crew wanted me down there for the launch. I was down there and saw the Apollo 13 launch, and I left the launch site and headed for the airport and got ready to fly to Houston, and then the word came that "Houston, we have aproblem." I went to Houston, but it was clear I couldn't do any good, so I came back to Pasadena.)