独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その2985
 
アポロ10 のバックアップだったクーパーは順当にいけば(スレイトンが認めてさえいれば?)アポロ13 CDR、ドン・アイズリは(アポロ7のしくじりで)二度と飛ばせられなかったはずだし、トンデモのミッチェルは(わたしが)使いたくないので、CMP LMP は現実のまま マッティングリーとヘイズ―実は、この二人こそ(ARPS 出身であることに留意されよ)欠かせない。
 
まずは "Son of The Right Stuff" のオープニング
 
エドワーズ上空、ARPS で訓練にいそしむマッティングリーとヘイズが F-104 で仲良くランデブー・フライトしている―と、突然 その鼻先をかすめるように NF-104 が急上昇していった―
 
M What kind of a plane is that
 
と思うが早いか、やにわに反転降下し凄まじい勢いで向かってきて模擬空中戦をしかける
 
H It's Yeager Son of a bitch
 
おもむろに テーマ曲 チャ~ンチャ~ン チャッチャッチャラチャ~ンチャ~~ン
 
 
てな感じで如何でしょう… (既に涙腺ユルユルの諸兄ありと見た)
 
 
"Son of The Right Stuff" は(簡単に言うと)純正ライトスタッフ・ファン向け特別仕様「アポロ 13」であるから(ジム・ラヴェルではなく)ゴードン・クーパーの架空ミッションを描きながら、もちろん(関係ないはずの)イェーガーも絡んでくるし(でなきゃ、とうてい諸兄は承服されまい)、そのテーマ曲は当然「ライトスタッフ」でなければならない。
 
チャ~ンチャ~ン チャッチャッチャラチャ~ンチャ~ン ♪ 
 
たとえ パクリだろうが何だろうが、いやしくも正統なる続編には必須の音源、今更言うまでもなく 純正ライトスタッフ・ファンなら誰しも同意するであろう―
 
ライトスタッフ」は名曲です、と。
 
 
追記
 
こう見えてクラシックにも造詣が深い(←ウソ)わたしの耳には、チャ~ンチャ~ン チャッチャッチャラチャ~ンチャ~ン♪ はチャイコフスキーのバイオリン・コンチェルトのアレンジ以外の何ものでもなく、そのことについては何度か述べており、更にはその主題にグラズノフの「四季」(The SeasonsAutumn)の曲想をかぶせて(出だしがチャ~ンチャ~ン♪ではなくて、ラストのクーパーのフェイス打ち上げシーンにかかる パパッパ~ン バージョンの雰囲気がまんまです)まとめているとも感じられる。
 
この チャイコフスキー +(または × グラズノフ という巧妙な技法(あざとい手管)は当初より指摘されていた剽窃疑惑のようで、それでも尚 ビル・コンティのオリジナルとしてアカデミー作曲賞を取りえたのは、偏に チャ~ンチャ~ン(或いはパパッパ~ン)チャッチャッチャラチャ~ンチャ~ンチャッチャッチャラチャ~ンチャ~ン チャッチャッチャラチャ~ン♪ の独創的なまでの完成度ゆえであろうか。
 
だが間違いなく言えるのは、映像があって初めてテーマ曲(映画音楽)の完成度が見える(視覚的に聴こえる)のであり、その意味で名作「ライトスタッフ」こそが名曲「ライトスタッフ」を名曲として成立せしめている―同時に、名作「ライトスタッフ」は名曲「ライトスタッフ」なしには名作たりえまい(胸に響きえない)。
 
即ち、「ライトスタッフは名作です」という(100 正しい)テーゼは必然的に「ライトスタッフは名曲です」を含意すると(殆んど同義とすら)申せましょう。
 
従って、正統なる続編 "Son of The Right Stuff" のテーマ曲も チャ~ンチャ~ン チャッチャッチャラチャ~ンチャ~ン ♪ に決まりきってるわけでありますよ。