独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その2983
 
イェーガーは「ライトスタッフ」を見て―
 
That's not the Chuck Yeager I knew 
 
と自覚してるに違いないが、文句なしのカッチョいいサム・シェパードが扮してくれてるので(その2933 参照)当然 ご満悦―
 
その1291
 
ライトスタッフ」は原作(または史実)と違うと悪し様に言われたりする(そりゃ、お門違いだと思う)けれど、イェーガー本人には(殊の外)好評で―
 
It was interesting.
 
と(関わった手前もあってか sort of "Hollywood-ized" だろうと何だろうと)有無を言わさぬ口ぶりです。
 
自身の描かれ方(Sam Shepard did a good job portraying me.)もさりながら、とにかくグレニス役のバーバラ・ハーシィのことが(殊の外)お気に召され(Barbara Hershey looked exactly like my wife Glennis too --wonderful.)、もうそれだけで―
 
All in all, the movie is educational, and it's very well made.
 
と臆面もなく誉めそやしております。
 
 
その1375
 
大卒じゃないという理由ではねられたイェーガーを―
 
悔しいくせに悔しくないやいと自分を肯定しもがく
 
などと(単純にカッコいいとする風潮に異を唱える、いささか風変わりな―かつ、それこそ単純な)見方がある―ま、人それぞれ 好きなように見ればよろしい。
 
が、(ちゃんと見れば分りそうなものだが)「ライトスタッフ」においてパンチョの店に凸凹リクルータ・コンビが宇宙飛行士のスカウトにやって来て、確かに連絡官イチ押しの(エース中のエース)イェーガーは(その資格がないと)あっさり対象外にされるけれど、同時(正確には先)かつ逆にイェーガーのほうは(資格があろうとなかろうと)モルモット(lab rabbit)になることを(Spam in a can と皮肉って)端から拒否している―はねられると同時(正確には先)に蹴る。(と描かれている)
 
その後の展開(~NF-104)も、自身を肯定し虚勢を張ってるというふうに見えるのが(むろん、どうご覧になろうと自由だが)わたしには不思議だ。(独り夜空の月を切なげに見上げるシーンなど、微妙にして繊細とも受け取れるイェーガーの心境の描き方は、ほんとは悔しいくせに悔しくないふりをしてるなんてのとは全く趣が―そう、この辺のデリケートな趣が違ゃうやろ)
 
或いは パンチョの店の焼け跡でグレニスがイェーガーに(「過去にしがみついてる男にでもなったら出て行く」と)言うセリフの意味を理解してないのか―
 
I guess I liked the kind of man who could push the outside of the envelope. 

But I never could stand a man who was one of those "remember whens." 

Those bitter guys that just sit around thinking about old times.
 
If I ever see that happening... I'm going right out the front door... and you'll never catch me.
 
悔しくないふりして(それまでの自分を肯定し)もがいたりなんぞ(トホホな真似を)していたら、それこそグレニスに捨てられてますよ、イェーガーは。