【誰にともなしに、独り言レス―その2969】
何にしても(前人未到のことを)初めてやるというのは大変で(いくらリハーサル済みでも)アポロ11 の月着陸が偉業であることに異論はなかろうが、その4ヵ月後(1969年11月)にアポロ12 が(それ以上の内容の)「人類史上、最も危険にして笑えるミッション」を(楽々と的なノリで)成功させるので、初めてのアポロ11 はそんなに凄いのか、初めてのアームストロングはそんなに偉いのか―なんて(ヒネた)気になる(向きもあるやもしれない)。
もちろん「ファースト・マン」はアポロ11 は凄い、アームストロングは偉いとハリウッド式にアピールしてるわけではない―いや、全然 そこじゃないから。
むしろ逆にアームストロングの「人として、どうなの?」的な暗黒面キャラを執拗に(ひたすら暗~く)描いてるように見えさえする。
イェーガーは「ファースト・マン」のアームストロングを―
That's not the Neil Armstrong I knew.
とツィートした。(その2888参照)
わたしも暗黒面に支配されすぎのアームストロングはヘラヘラのイルカ顔イメージとズレまくるゆえ(むろん、ろくに知りもしないくせに)「あ、それアームストロングじゃないから」と感じる。
ふと妄想してしまうのは、たぶんアームストロングご自身も(どこかで)苦笑してるんじゃなかろうか―
That's not the Neil Armstrong I knew.
と… (即ち、イェーガーとアームストロングは表裏一体だって話です―その2897 参照)