独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3409】

 

Ridley has been working under a plane.

 

a plane にカウフマンは F-86 Sabre を(たぶん嬉々として)これ見よがし(イェーガーの NF-104 と対称的・カウンターパート的)にセッティングする。

 

焼失したパンチョの店跡でイェーガーとグレニスが語るシーン、一機の F-86 が青い空を旋回飛行する短いカットが(意味ありげに)インサートされる―それだろうか。(←イェーガー本人の操縦と聞く)

 

10 年ぶり(1953年 イェーガーの X-1A をリドリーは F-86チェイスした―その3025参照)にイェーガーから(You got any Beemans?と)ガムをたかられたリドリーが目(レイバン)を輝かして―

 

Ridley’s eyes light up. He’s been waiting for this day, for those words again, for ten years.

 

イェーガーの NF-104 出撃宣言に Now you’re talking.(待ってました)と―

 

Overjoyed, Ridley throws his wrench back over his shoulder and runs into the sun after the spaceman walking toward the new plane. (その3108参照)

 

スクリプトでは単なる(工具片手の)整備士ふうなれど、何の(見損なっちゃいけない)実際のリドリーは(イェーガーいわく)れっきとしたパイロット(a good pilot)兼 エンジニア(flight test engineer―その2941参照)であり、紛れもなく X-1 の brain だった。(リドリー自身 X-1 で超音速フライトしてるし)

 

最終形態のリドリーは(ガムをかみながら)何やらリストをチェックしていて、レンチを放り投げたりしない― a plane を F-86 にすることに沿った正しい描き方でしょう。

 

イェーガー(spaceman)の後に勇んで駆け寄るリドリーの overjoyed な(サム・シェパードツーカーの仲だったらしいレボン・ヘルムならではの―その3026参照)表情・動きに注目されたし―そして、the new plane (NF-104)に向かう二人の後ろ姿…