【誰にともなしに、独り言レス―その3364】
その 82 (2003/ 7/31)
ゴードン・クーパーは 1999年 ジョン・グレンが再び宇宙に飛んだのを羨んで―
「わたしも今すぐ行きたいよ ほんとは火星へのミッションがいいんだがね」(その3209参照)
実際、その 40 年前マーキュリー7に選ばれた時、クーパーは実戦で鍛えられたキャリアを持つ他の年上連中のなかにあって、少しは遠慮するかと思いきや、何ら臆することもなく内心考えてたのは―
「このなかじゃ、一番若い俺だけが火星に行けるな、きっと」
さすがにジ・ホットドッグ、その神経は常に前向きの陽性反応であります。
一方、デニス・クエイドは、その頃の主演映画 Frequency 「オーロラの彼方へ」 についてのインタビューで―
「宇宙はコロンブスの新世界みたいなもの。我々はそこに飛び出して行って、火星や他の惑星に入植しようとしてる。別の恒星や太陽系に行こうとしてるんだ。必ずそうなるよ。わたしの孫たちが、火星で生まれた人を目の当たりにすることになるだろうね」
正直言って、わたしは涙が出るくらいなんですけど、いまだにデニス・クエイドは、まんまホットドッグなんですよ。
おそらくは「ライトスタッフ」の頃、よくそんな話をしてたんでしょうね―この二人のジ・ホットドッグは。
※参考 YouTube でデニス・クエイドとゴードン・クーパーのトーク番組(Dennis Quaid & Gordon Cooper "The Right Stuff" 1983 - Bobbie Wygant Archive)を見ると、ジョン・グレンが映画を Laurel and Hardy Go to Space 呼ばわりした件(その3303参照)については、ちょっと話をしたことがあるけど直接そんなコメントはしてなかったよ(I hadn’t really heard those comments from him on it.)とクーパーは話している。