独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3406】

 

スレイトンからの電話を受けて―

 

Trudy just holds the phone, frozen.... It’s like one of her dreams....

 

と、トゥルーディは悪夢が甦って固まってしまう。

 

トゥルーディの悪夢は使ってないし(その3374、3380参照)、ルイーズやアニーとかぶって(繰り返し感が)くどいんで、まとめて omit されてるのだろうが、ここもクーパーのライトスタッフ(の証明)を鮮明化するとこで、原作は―

 

それは地球周回軌道からやってくる、まさにイエーガー二世の口調だった。クーパーは楽しんでいた。地上では誰もが手に汗を握っているのを、知っていた。しかし、これこそ、自分や宇宙飛行士仲間が一貫して望んでいたことではなかったのか。大気圏再突入の操作を完全に自分たちの手でやりたい―カプセルのやつを、手動で地球上につれもどして、本物のパイロット、、、、、、、になりたい―とみな思っていたのだ。ところが、エンジニアどもはいつもそんな考えにおびえていた。[中公文庫]

 

It was second-generation Yeager, now coming from earth orbit. Cooper was having a good time. He knew everybody was in a sweat down below. But this was what he and the boys had wanted all along, wasn't it? They had wanted to take over the complete re-entry process—become true pilots in this damned thing, bring her in manually—and the engineers had always shuddered at the thought.(The Right Stuff)

 

そして、クーパーは見事(平ちゃらだ No sweat. と)やり遂げる―

 

何びとも否定できなかった…パイロット仲間の誰にも、先輩にも後輩にも、歴然としていた…不測の事態がもちあがったときに、ゴードーのやつは世界にむかって、まぎれもない正しい資質を示したのだ。[中公文庫]

 

No one could deny it… no brethren, old or new, could fail to see it… when the evil wind was up, ol' Gordo had shown the world the pure and righteous stuff.(The Right Stuff)

 

と、イェーガーからクーパーへのライトスタッフの継承を結論付けている。(その3022参照)

 

これを具体的に描く(映像にする)べくスクリプト(初期)にした箇所を、何とカウフマンは自ら(どんでん返し的に)そっくり消し去ってしまうわけです―勝手し放題にも。