独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3367】

 

The Astronaut Wives Club のラストは独り("Think I see a plane over here with my name on it." と)Powder Puff Derby へ飛び立つトゥルーディ(フライトジャケットふう着こなし)に―

 

23 years after Dr.Lovelace qualified 13 women for astronaut training, Sally Ride went into space.(マーキュリー13 から 23 年後、サリー・ライドが宇宙に飛んだ)

 

とナレーションが締め括る。

 

この(ざっくりとではあるが)過剰にライトスタッフ的に(あざとく)脚色されたパイロットとしてのトゥルーディ像によってフィナーレが俄かに弾け、「ライトスタッフ」のラスト(ゴードン・クーパーのフェイス7~ The Mercury program was over. Four years later, astronaut Gus Grissom was killed― )にオーバーラップさえする(あざとい)描き方を既に The Astronaut Wives Club がやっちゃってるので、TV 版 The Right Stuff のパイロットとしてのトゥルーディ(と実名で登場するジェリー・コッブ)は勢い地味で薄っぺらな(純正ライトスタッフ・ファンには全然もの足りない)話にしか見えない―ま、見てないわけですけども。

 

The Astronaut Wives Club ではトゥルーディの旧友 Dot Bingham(架空)が Powder Puff Derby で優勝したのを新聞で知り、マーキュリー13 の一人(つまりジェリー・コッブがモデル)だった Dot を通じて展開するという作り。

 

トゥルーディが Powder Puff Derby(All Woman Transcontinental Air Race 1971)で飛んだのは本当だが、ジェリー・コッブ(マーキュリー13)と接点があったというのはフィクション―むろん、意外にそうだったほうが(クーパーを巻き添えにして)オモロイけど。(その 3162~3164参照)