【誰にともなしに、独り言レス―その3309】
TV シリーズ Disney+'s "The Right Stuff" ―独り言のネタにはなるに違いないけれど、さほど食指は動きません。
見なくても分かるのは「こんなの The Right Stuff じゃないやい」ってことで、まさかゴールドマン脚本に倣ったわけでもなかろうが、差し当たっては 一切 イェーガーが登場しない。(full cast に Yeager の役名はない)
センターにはグレンが立つ―付帯的(おこぼれ的)にパシリのカーペンターが少しは目立ったりしてないんかいな。
見もしないで偉そーに言わせてもらうと、純正ライトスタッフ・ファンは完全無欠のジョン・グレン=エド・ハリスを知って(刷り込まれて)しまってるので、ライトスタッフの真髄(イェーガー)のスルーをさておいたとしても、グレンの(低クォリティ必至の)別様の描き方では(まがりなりにも The Right Stuff の看板が掲げてある限り)とうてい A-OK とはならない。
主題的内容は対極のグレン vs シェパード、それとクーパー(とトゥルーディ)が取り扱われてるようで、何となく The Astronaut Wives Club (その3179参照)と似たりよったりか―と想像してますが。
Los Angeles Times television critic (Oct. 8, 2020)は―
Disney's 'The Right Stuff' is an object lesson in how not to remake a classic.
というミもフタもない(名作はリメイクするべからず的)表題で―
“The Right Stuff” is not bad, or even boring, just thin and unconvincing.
と、カウフマンの A-list film を格下げさせた(そこそこの) B-list TV series と(それでも控えめに?)評してますね。
そもそも、ライトスタッフ(イェーガー)を無視してんだから remake a classic(「ライトスタッフ」のリメイク)なんて呼べる代物でもないでしょうし―と、わたしは(見てもないくせに)感じておりますよ。