独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3399】

 

クーパーへのインタビューで、ゾウムシの一人(レッチワース―その3062参照)が―

 

We're talking to Gordon Cooper. He will be the next to orbit the Earth.(次に地球を回るクーパー飛行士です)

 

Since you're the last of the original seven and the least well known...(あなたは7人の最後でよく知られてません)

 

と、こんがらがったタイムラインで(いけしゃあしゃあと)紹介する。(その3032参照)

 

クーパーが the last of the original seven と既成事実化してしまうと(フライト任務から外されたスレイトンを数に入れないとしても)これではシラーがシグマ7で飛んだ(1962年10月3日)後の時点だと限定される。(曲がりなりにも登場させてるシラーは全スルー)

 

 

実際のヒューストン・コロシアムのバーベキューパーティは 1962年 7月 4日(その3037参照)。

 

あたかも(その最中の)同時発生事件であるかのようなイェーガーの NF-104 が 1963年12月10日。

 

そのくせ、ラストのクーパーのフェイス7は堂々と 1963年 5月15日と明示される―

 

CUT TO:                  CARD:   MAY 15, 1963

THE ROCKET WAITING BY THE SEA.  (その3118~19)

 

なのに、そんな流れ(時系列)を無視した(あからさまに辻褄の合わない)フェイクのアピールをさせるのは何故かと言うと、つまりは最後にイェーガーから the last of the original seven たるクーパーへのライトスタッフの継承が(「残りものに福がある」 I guess they're just saving the best for last. 的に ―その3033参照)完結するからであり、最後の最後に For a brief moment, Gordo Cooper became the greatest pilot anyone had ever seen.(その3023参照)と結論付けるための足場固め的に、あえて最後のライトスタッフとなるべく(最終段階直前に控えた)クーパーの立ち位置を(「次に飛ぶ」「マーキュリー7の最後」と)確認してくれてるわけです。