独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3344】

 

ペンスの後にヴィクトリアのスピーチ(General Yeager taught me how to fly  not just fly he taught me how to fly a tail dragger  he taught me how to fish not just fish he taught me how to fly fish  and he taught me how to hunt ~)があり、これを見るとイェーガーは何ら悔いのない暮らしをしていたんだろうという気がする。

 

イェーガーの子供たちはグレニス亡き後に再婚したヴィクトリアを金目当て(gold digger)と悪し様に言いつのり骨肉の裁判沙汰(その2907参照)となったのだけれど、結果的には(イェーガーが語っていたとおり)ヴィクトリアで正解だったか―

 

この話になると、「ライトスタッフ」にイェーガー・ファミリーを映す(スコット・クロスフィールドが D-558-2 でマッハ 2 を出す 1953年11月20日のことにしては、イェーガーもグレニスも子供たちも夏ふうの格好で、スクリプトの展開とも全く違ってるんで捏造して編集されたと思われる)さりげないシーン、あそこが裏腹な感じに浮かんできてしまうんですよ、純正ライトスタッフ・ファンとしては。

 

《過去レス復元コーナー》

 

その58 (2003/ 7/11 20:23)

 

余談 1

 

庭でバーベキューに興じる asshole トリオの後ろでキャッチボールをして遊んでるのは、ガス・グリソムの子供なんでしょうが、1953年なら長男のスコットはせいぜい 3才、次男のマークはちょうどベティのおなかの中のはず…

 

ついでに言うと、隣のイェーガーさんちではドナルドが父親とキャッチボールしてて、マイケルはタイヤのブランコに乗って遊んでるけど、シャロンとスーザンはどこ?

 

母親のグレニスは幼い愛娘をほったらかして、のんびり日光浴(?)を決め込んでるみたいで…

 

余談 2

 

ディーク・スレイトンがマージと結婚するのは、ほんとは 1955年―それも、二人が西ドイツの空軍基地にいた時。

 

その後すぐ帰国して、エドワーズにやって来るんです、ほんとは。

 

だから、あれはどう考えても 1953年じゃなくて 1956年の話なんでしょ、やっぱり。

 

とは言うものの、1956年なら逆にイェーガーのほうが西ドイツかフランスに行ってるんで、どう転んでも辻褄なんか合わないんですけどね、はなから。

 

※ マージ Marge は一般的にマーガレット Margaret の愛称で、マージ・スレイトンの本名はマージョリー Marjorie―おそらく Marjorie が Margaret の古い形 Margery から派生した名前だからか。

 

マージョリーという名前、わたしらの耳には馴染みがある―「そよ風にのって」のマージョリー・ノエル Marjorie Noel、けっこうヒットしました。

 

もとはフランス語(フランス人ゆえ)で、日本語でも歌ってた。(わたしはフランス語のほうで口ずさんでましたよ、でたらめに)

 

本名はフランソワーズ、当然 フランス語っぽくないマージョリーは芸名―なんてのは、どうでもいい話。