独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その2915
 
T-38civilianX-15  関連レス―
 
その1344
 
その369
 
エリオット・シーとチャールズ・バセットの場合は、シーの操縦ミス(判断ミス)でしたが、C.C.ウィリアムズ(←海軍テストパイロット・スクール卒の海兵隊)の T-38 機械的 malfunction だったそうです。
 
T-38 の墜落事故で死亡した宇宙飛行士は、実はもうひとり(それも最初の犠牲者が)いまして、エドワーズでインストラクターをやってたバリバリの空軍のテッド・フリーマン Theodore Freeman がその人であります―彼の場合は、事故原因は何とバード・ストライクでした。
 
フリーマンの T-38 が着陸態勢に入りかけた時、一羽のハクガン(snow goose)がキャノピにぶち当たり、砕けた風防ガラス(アクリル)をエンジンが吸って失速してしまったんです。
 
フリーマンは慌てて eject(射出)したものの、既に高度を低くとってましたから、痛ましいことにはパラシュートが十分には開かなかった―
 
ま、こういう危険性があるからこそ、あえて イェーガーは秘技「鷹落し」を繰り出したんでしょうね、あの時。
 
 
その1345
 
空軍アクロバット・チームのサンダーバーズ USAF Thunderbirds 1974年から(石油危機の煽りで)エコ "economy" T-38 に鞍替えした(何しろ 前機種の F 4 ファントム 1 機分の燃料で 5 機の T-38 を賄えたらしい)が、1982年に The Thunderbirds' "Diamond Crash" と称される(にわかには信じられない)最悪事故を起こす―
 
訓練中、低空飛行していた 4 機編隊のリーダー機が(当初パイロットの操縦・判断ミスと疑われたけれど)スタビライザーの不具合(a jammed stabillizer)のため墜落(と言うより地上に激突)、ほぼ同時に他 3 機も(冗談じゃなく、日頃の訓練どおり)フォーメーションを崩さぬまま追従し、チーム 4 名が一斉に農場を買った。
 
以来(翌 83年から)、サンダーバーズ F-16 Fighting Falcon で編成されている。