独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3423】

 

空軍が頑なに秘匿していたイェーガーの超音速フライトは(2ヶ月過ぎた)1947年12月22日に専門誌 Aviation Week(またの名を "Aviation Leak ")にリークされ、Los Angeles Times 紙が “U.S. Mystery Plane Tops Speed of Sound” なる見出しの号外(extra edition)を出して曝してしまう。

 

それでも(依怙地になって?)しらばくれていた空軍は 1948年 6 月やっと観念して(つい出来心で大それた真似をやらかしてしまいましたと)ありていに白状し、晴れて 12 月にはトルーマン大統領がイェーガー(ベル社の Larry Bell と NACA ラングレー研究所の John Stack の 3 人)にコリアー・トロフィー(1947 Collier Trophy)を授与する。

 

これは前年の(確たる成果が実証された)業績を称えるものなので、ぐずぐず公表を先延ばししていれば栄えある受賞はなかった―と考えられるとしたら、空軍は(月 283ドルの薄給で音速突破してみせた―その2921参照)イェーガーを(せめて)コリアー・トロフィーの最有力候補にノミネートしてやろうと慮った…てな部分もあったりして?

 

その名誉のトロフィーをイェーガーは(ぞんざいと言うか、なおざりにも)車庫なんぞに置いて中にボルトやナットをしまって有効利用してたらしい。

 

※ 空軍自前(Air Force 限定)では(なぜか 1940~1946  No award だったのに)1947 MacKay Trophy をイェーガーに(in 1948  事後承認的に?)贈ってはいる。