独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3420】

 

パンチョのおじいちゃん(the grandfather of Florence Lowe "Pancho" Barnes)はサディアス・ロウ Thaddeus S. C. Lowe―空軍の祖父 the grandfather of the United States Air Force なんて称されもする。

 

空軍 Air Force と言っても(もちろんライト兄弟以前の)南北戦争時、気球乗り(aeronaut、 balloonist)だったパンチョのおじいちゃんは空から偵察(情報収集)する Union Army Balloon Corps を(その有用性をリンカーン大統領に直接デモンストレーションし chief aeronaut に選任されて)編成したんですよ。(1861)

 

で、(話はライト兄弟以降の 20世紀に飛んで)U.S. Army Air Corps が U.S. Army Air Forces に名を変え、1947年 正式に(Army から分離した)空軍 U.S. Air Force が設立されるわけだけれど、この絶好の機を狙ってパンチョは(わたしゃ the granddaughter of Thaddeus Lowe だぁと?)空軍のテーマソング "Song of the Air Force" (words and music by Pancho Barnes)を新たに書き下ろし、空軍に(プッシュしまくって)売り込む。

 

結果は、「ライトスタッフ」でも空軍のテーマとして使われてる既存(1939~)の "Army Air Corps Song"(その3028参照)の Off We Go into the Wild Blue Yonder~♬(The Air Force Song)に取って代わる野望は(おじいちゃんの威光も届かず?)叶わなかった。

 

そりゃ、当然そうでしょうよ―と、わたしゃ思います。

 

パンチョの曲の出来がどうこう以前に、これじゃ使えねぇと即 ボツにされるに決まってる―と、わたしゃパッと見で思ったんです。

 

なぜか?

 

これは(かつて好評だった「謎シリーズ」の如く)ちょっと腑に落ちない(どうにも得心できない)話にはなるんですけど。