独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3413】

 

参考 過去レス―

 

その 161  (2003/10/29)

 

あの時の少佐のセリフは Mach 1 = sound barrier であることを自明の前提としてますね。

 

むろんイェーガーに話し掛けてるからではありますが、我々観客に対しても事情は同じです。

 

なぜ、それを前提にできるかと言うと、冒頭のナレーション(リドリーの声)で、はっきり説明してるからなんですよ。

 

開始早々ですから、いきなり何だ、こりゃ?って感じで(ワケ解らないうちに)つい見過ごしてしまいがちなんですけど、あの字幕はちゃんと読まなくちゃいけません。

 

え? ろくに読んでない…

 

って、純正ライトスタッフ・ファンがそんなこっちゃいけませんよ。

 

うむ…しか~たがない。

 

ならば、その辺の話を明日にでもいたしましょう―

 

 

その 162  (2003/10/30)

 

冒頭で、リドリーの声は ↓ こう言ってます―

 

 

空に棲む悪魔(demon)がいた

 

誰であろうと、その悪魔に挑む者は死ぬと言う

 

操縦がきかなくなり(freeze up)、機体は激しく揺れ(buffet)

 

そして空中分解(disintegrate)すると

 

悪魔が棲むのはマッハ 1 を示すところ―時速 750 マイル

 

その速さを、もはや空(the air)はかわすことができない

 

悪魔が棲むのは壁の後ろ(behind a barrier)

 

その壁は誰も突き抜けることができない

 

それは音速の壁(the sound barrier)と呼ばれた

 

そこで、小さな飛行機が作られる― X-1

 

音速の壁に挑み、破るために

 

男たちがカリフォルニアの砂漠にやってきて、それに乗る

 

彼らはテストパイロットと呼ばれた

 

が、彼らの名前は誰も知らない

 

 

―てな感じですか。

 

どうです? 大事なブリーフィングじゃないですか。

 

このナレーションは、あだや疎かに聞いてちゃいけないって解りますでしょ、純正ライトスタッフ・ファンなら。

 

 

There was a demon that lived in the air.

 

They said whoever challenged him would die.

 

Their controls would freeze up.

 

Their planes would buffet wildly

 

and they would disintegrate.

 

The demon lived at Mach 1 on the meter― 750 miles an hour

 

where the air could no longer move out of the way.

 

He lived behind a barrier through

 

which they said no man could ever pass.

 

They called it the sound barrier.

 

Then they built a small plane― the X-1

 

to try and break the sound barrier.

 

And men came to the high desert of California to ride it.

 

They were called test pilots

 

and no one knew their names.