独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3397】

 

このテキサススタイルのバーベキューパーティ/イェーガーの NF-104 ~ クーパーのフェイス7 のエンディング(シークエンス)に「ライトスタッフ」のテーマ(本筋)は明確であって―

 

イェーガーからクーパー(イェーガーⅡ世)へのライトスタッフの継承(その3022、3216参照)

 

それを描くためのツール(小道具)としてのサリー・ランドのファンダンスは同時性が非現実のファンタジーであること(「ライトスタッフ」は笑えるファンタジーです)を了解可能な仕方で示すファンタジックな共有アイコン(記号)なのである。

 

そう理解するなら、ファンダンスの絶妙なインターカットなくして名作「ライトスタッフ」はない(完全体になりえない)のであり、サリー・ランドは名作「ライトスタッフ」の最大の功労者の一人(カウフマンはサリー・ランドを special thanks すべきだった)とさえ言える。

 

残念ながらサリー・ランドは「ライトスタッフ」のプレミア上映(1983)に招かれてはいない(August 31, 1979 歿 75歳)―原作(1979)の冷笑も目にしなかったと切に望むが。

 

もしもサリー・ランドが「ライトスタッフ」を見られたとしたら、100% 純正ライトスタッフ・ファンになってたに違いないでしょう。

 

ヒューストン・コロシアム(1962年)の後も精力的にイケイケのパフォーマンスを続け、1964年にも過激(going to far)だと検挙されかかってるようで。(何度か逮捕歴あり)

 

1962年(58th birthday)のインタビュー動画や 1959、1971、1973年もののコスチューム(ファンダンス)写真が残ってるので、まぁトム・ウルフの筆致も全く分からんではないけれど、わたしには皮肉が滑り過ぎていて同意できません。

 

サリー・ランドは病死(うっ血性心不全)する前年(1978年)まで現役だった。

 

What in heaven's name is strange about a grandmother dancing nude ?   I'll bet lots of grandmothers do it.  ―Sally Rand(1974年 grandmother になって)