独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3392】

 

AND AS HE FALLS...HIS CHUTE OPENS...THE EJECTION SEAT BECOMES ENTANGLED IN THE CHUTE...AND THE SEAT CRASHES INTO HIS VISOR. HIS FACE IS ON FIRE AS HE FALLS...

 

イェーガーは射出シートに砕かれたヘルメットから煙を上げて(まるで撃墜されたかのように)落下していくが、そこに―

 

Smoke is rising around the Politician.

 

とバーベキューパーティの煙(smoke of the burning cows)を重ね、ひたすら(テキサス丸出しの)猥雑なファンダンス(シュガー・ブルース)がマーキュリー7の前に繰り広げられる。

 

こんなの、使えないでしょ。

 

孤高のイェーガー(LIKE AN ANGEL)と下衆なマーキュリー7(Sally Rand carrying her enormous plumed fans, winking and mincing about...)の対比イメージが露骨(あからさま)に過ぎるんですよ、これじゃ―無理やり in another dimension にして眼差しを高く高く天空に向けさせるにしても。

 

それに、あのシーンの重要なポイント―

 

as she shakes and wags and fans for the Seven Brave Brothers and their Seven Brave Brides

 

と、スクリプトからが「掠奪された七人の花嫁」Seven Brides for Seven Brothers を(ベタに)シャレてるように、マーキュリー7と奥方がセットだと明確に意図して撮られてるので、あまり品のよろしくないファンダンスじゃ(奥方の反応の仕方が微妙で)どうにも具合が悪い。

 

幻想的な「月の光」のファンダンスだからこそ奥方にも(抵抗なく)受け入れられている―てなふうに見れますよね。