【誰にともなしに、独り言レス―その3353】
10/12(Blue Origin)に予定されるカーク船長("Star Trek" Captain Kirk ウィリアム・シャトナー)の最年長(90歳)宇宙フライトについて―
"I'm taking the opportunity to see it for myself. What a miracle."(ご本人談)
と、初めて本物の宇宙をリアルに体験できることを喜んでますけど、先(7/20)のウォリー・ファンク(82歳)もそうだったように、ぎり宇宙飛行の高度 100 キロ(Kármán Line)超を 10 分余りのミッション(New Shepard)、その程度でグレン上院議員(にして元マーキュリー7)の STS-95(1998年 当時 77歳―その3195参照)と比べるのもどうかと思うが―
カーク船長 関連レス
その 380(2004/ 5/15)
STS- 1 のシャトル(オービタ)名、コロンビア Columbia はアメリカ初の世界一周スループ船(船長 Robert Gray)に因んでるそうですが、同名の海軍初の世界一周フリゲート船、更には宇宙を航海し初の月着陸を成し遂げたアポロ11の司令船の系譜にあると言えましょうか。
むろん、語源的に見ればアメリカ大陸を発見した(ことになってる)コロンブス Columbus ですから、Columbia はアメリカ合衆国そのものを擬人化(女性形で)した象徴的な名前でもありましょう。
スペースシャトルの初フライトは 1981年 4月12日―わざとガガーリンのフライト日(1961年 4月12日)に合わせたと思い込んでる向きもあるようだけど、実際は 4月10日打ち上げの予定が 2 日遅れたみたいです、色々と(特にコンピュータの) malfunction があって。
当初の 10 日、ジョン・ヤング船長はコロンビアで(カウントダウンをやり直したりして)打ち上げを待たされてる間、何とブリトーを頬ばってます―おかげで時間通り喰えるってなこと言いながら、むしゃむしゃと…
余談 1
結局 10 日の打ち上げが失敗に終わるや、その翌日 カーク船長(ウィリアム・シャトナー)がコメントを寄せております―気にすることはない、「スタートレック」でもファースト・テイクは、たいてい上手くいかないからって。 (そう言や、スペースシャトルの試験機の名前は「エンタープライズ」にさせられたんでしたな、無理やり)
余談 2
打ち上げが 12 日に延期されたのに、用意されてたサンドイッチは替えられないままで、そのことを(古くなったのを食べるのは気にならないかと)訊かれて、ヤング船長が当然のように応えていわく―
いいや、作りたてのターキーサンド turkey sandwich を持ってくから。