独り掲示板

ライトスタッフは名作です-2

独り言レス

【誰にともなしに、独り言レス―その3295】

 

先日、TV(YOU は何しに日本へ?)で久方ぶりに Seiichi Tanaka 翁を見かけた。(番組紹介は [スパルタ和太鼓YOU] アメリカで活動する和太鼓軍団が日本で公演するためにやってきた!世界中に和太鼓を普及してきた“スパルタ師匠”―去年の再放送)

 

ちらっとジョージ・ルーカスStar Wars: Return of the Jedi 1983 の taiko シーンに関わっている)なんぞが映ってたようですが、今もって(MCコンビはもとより、わが国じゃ)何~にも知られてないようで―

 

《過去レス復元コーナー》

 

その1383 (2013/ 3/ 8)

 

過去の独り言を(動かぬ証拠とばかりに)再生されるのは(何だか若気の至りを炙り出されるみたいで)しらばくれたくなるほど気恥ずかしいけども、ほんとに(一昔前…)懐かしいことだなぁ。 (牛飼いさんの仰るとおり、過去の投稿は掲示板の歴史であり、遺産とさえ言えましょうね)

 

ついでに思い出したのが、その114(2003/ 9/ 7)―

 

TV でフィリップ・カウフマンの「ライジング・サン」(1993)をやってたんで、この際にと録画して、しっかり確認しておきました。

 

え? 何をって、忘れちゃったんですか、もう― Seiichi Tanaka 。

 

ライトスタッフ」(1983)にクレジットされてる日本人(Soundtracks Taiko Drums Performed by Seiichi Tanaka)だって、随分前に書いたじゃないですか―イェーガーの NF-104 のシーンで和太鼓の音がどうのこうのって。(いつだったか忘れたけど)

 

あれが気に入ってたのか、また Seiichi Tanaka を使ってるんですよ、カウフマンは。

 

ライジング・サン」の音楽そのものは武満徹、それには全然関係なく Seiichi Tanaka (田中誠一)の太鼓パフォーマンスがメイン・テーマのような感じでフィーチャーされてまして、Taiko Dojo を率いての堂々の出演(the San Francisco Taiko Dojo led by Grandmaster Seiichi Tanaka)、なかなか見事なバチ捌きを披露されております。 (←そのバチに「田中」って書いてあるのが、何となく微笑ましい…クレジットは Taiko Dorum Master)

 

映画の内容的には、ん〜そうですね、フィリップ・カウフマンにとっての「ライジング・サン」は、例えればガス・グリソムにおけるリバティベル、あるいはデニス・クエイドにおける「ジョーズ 3 」のようなもの、とでも申しておきましょう。

 

 

思い出したというのが、あの辺(曲想)は黒澤(「用心棒」とかの)イメージとも感じられましょうけど、あちらじゃ(少なくとも日本よりは)和太鼓の Seiichi Tanaka は知られてるはずで、それが何年前だったか TV 「なんでも鑑定団」に(そ知らぬ顔で)登場されてるのを偶然(たまたまチャンネルを変えたかして)見かけたことがある―意外にも全くの一般素人さん扱い、もちろんサンフランシスコの太鼓道場(とかハリウッド映画)で有名だとも何とも紹介されず、ご当人も自らアピールしたりしない。

 

わたしが司会者だったら(鑑定品などそっちのけで)「ライトスタッフ」について(あれこれ根掘り葉掘り)問い質していたところ(純正ライトスタッフ・ファンからすれば、もったいなくも、お粗末な進行)でありましたよ。

 

 

※ 「ライトスタッフ」における黒澤イメージを言うなら、そもそも 7 人の宇宙飛行士(候補)をスカウトして回るという(史実に反する)脚色は「七人の侍」、或いは(Mercury Seven ならぬ)The Magnificent Seven(荒野の七人)のパロディと見うるし、当然 凸凹リクルータ・コンビは「隠し砦の三悪人」、或いは C-3POR2-D2 を想わせますね。(その2923参照)

 

追伸(2003/ 5/ 2)

 

>クロサワの影響?の国務省の2人組み

 

ご指摘で初めて気付いたことに、あの凸凹コンビはクロサワと言うより、手近なとこでジョージ・ルーカスの影響だったかも、あの頃の「スターウォーズ」の。

 

って、それを含めてのクロサワの影響だろうが―ですね。